Leica M205 FA
20.5 :1 motorized fluorescence high performance stereo microscope
概要
従来の光学系では、高い解像力と深い焦点深度とは、両立しない相反する要素と考えられてきました。ライカ マイクロシステムズのFusionOptics は、この限界を克服した革新技術です。
人の視覚システムは、左右の目でそれぞれ別個の像情報を最大限描写しており、脳がそれらをひとつに融合して3 次元像を合成していることが確認されました(チューリッヒ スイス連邦工科大学(ETH) 神経情報工学研究所)。
この原理を応用して、ライカ M205 FA 実体蛍光顕微鏡は、2 本の光路それぞれに別の役割を持たせ、右目からは最大の開口数による高分解能の像、左目からは焦点深度の深い像をインプットします。相反する2 つの情報は人の脳で意識することなく融合され、高い倍率での立体観察を実現しました。
また、ライカ特許のTripleBeam 蛍光光路は、蛍光照明専用に開発された第3 の光路を持ち、どのズーム倍率でも視野全体で均一に明るく照明され、結像をさまたげる散乱反射も起こりません。2 本の観察光路と励起用の照明光路(第3 の光路)を分離することで、どのズーム比でも最大の 透過効率が保証され、明るく均等な視野を確保します。微小な構造や微弱な蛍光シグナルも精細・鮮明に描写できます。
主な特徴
-
高い解像力と深い焦点深度の両立を実現した FusionOptics
-
20.5:1の圧倒的なズーム比
-
蛍光照明光路と観察光路を分離したTripleBeamの採用で、鮮明でコントラスト豊かな蛍光像を実現
-
100%アポクロマートの最高級光学収差補正
-
最高分解能: 1050LP/mm (Planapo2X対物レンズ)
-
最高倍率: 320X (Planapo2X対物レンズ/10X接眼レンズの組み合わせ)
-
最大視野径: 29.5mm (対物レンズ1x/接眼レンズ10xの組合せ)
-
作動距離: 61.5mm
-
フル電動化
-
対物レボルバー取り付け時、Planapoレンズ間の同焦点性保証
フロントディスプレイ
使用中の全情報をひと目で確認できるM205 FA のフロントディスプレイ
SmartTouchTM コントローラー
電動ファンクションをシンプルタッチで楽々操作
観察角度と顕微鏡の高さを各ユーザーに合わせて調節
電動による操作の簡易化と再現性向上
フォーカス / ズーム / 蛍光フィルター / アイリス絞り / FIM (蛍光励起光の強度)の電動制御で、複雑なZスタックや多重蛍光の画像取り込みが簡単